二階氏が激怒か!武田アナの本当の降板理由は噂どうりなのか!

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二階氏が激怒か!武田アナの本当の降板理由は噂どうりなのか!

2月10日。NHKの「クローズアップ現代+」で自民党の二階幹事長にインタビューを行った武田真一アナウンサーが番組から降板することが発表されました。関係者やネットの間では「二階幹事長の怒りを買った」ことが理由であるとまことしやかにささやかれています。はたして真相はどうなのでしょうか?調べてみました。

武田真一アナの経歴

熊本県熊本市出身(生まれは熊本県阿蘇郡高森町)。熊本県立熊本高等学校を経て、筑波大学第一学群社会学類(現:社会・国際学群社会学類)卒業後、1990年NHK入局。

1999年4月に、土日正午の「NHKニュース」に抜擢されました。その後2000年4月からの6年間は平日正午の「NHKニュース」を担当し、数多くの事件・事故、大規模災害の際の臨時・特設ニュースを担当しました。
インタビューでは「災害報道が自分の原点」と答えています。

2006年6月から2008年3月31日までは沖縄放送局に異動。
東京アナウンス室に復帰後は「NHKニュース7」(平日)メインキャスターとなり、2016年の第67回NHK紅白歌合戦では総合司会を担当しました。

またネット上では「たけたん」の愛称で親しまれ、昨年12月の「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)では、フリーの羽鳥慎一アナに次ぐ2位に選ばれました。

今回、降板することになったクローズアップ現代+」には2017年4月よりメインキャスターを務めていました。

武田アナ降板と大阪放送局異動の真相は?

名実ともにNHKのエースであった武田アナですが、今回の人事で番組を降板し大阪への異動が発表されました。本人にとっても異動は驚きであったようです。

「武田アナは熊本高校の同級生だった妻との間に2人の子供がいますが、家族仲がとても良い。息子の小学校の入学式のために、自分のネクタイを子供サイズに替えたり、手提げかばんを自ら縫ってあげたほどです。ところが今回の異動で、武田アナは単身赴任をすることになったらしく『ありえない・・・』と嘆いていたそうです」(NHK関係者)

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異動の原因?”二階事件”とは

今回の武田アナの降板・異動の原因とされているのが、自民党の二階俊博幹事長の存在です。

武田アナは1月19日の「クローズアップ現代+」で自民党の二階幹事長にインタビューを行いました。そこでのやりとりが”虎の尾を踏んだのではないか”と言うのです。

番組では”与野党幹部に直撃”として、コロナ対策について武田アナが二階幹事長と立憲民主党の枝野代表それぞれにインタビューを行いました。

武田アナはいつもの穏やかな口調で、二階幹事長へ「政府の対策は十分なのか。さらに手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問。すると二階幹事長は「それじゃあ、ほかの政党に何ができますか?ほかの政治家に何ができますか?今、全力を尽くしてやっているじゃないですか」「いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ。与党になっていればいい時ばかりじゃない」などと凄んでみせました。

ある関係者は「武田アナはこの質問で政権の実力者であるに開始の不興を買った。その直後の降板となれば、いぶかしむ声が上がるのは当然です」と語ったそうです。

武田アナだけではない?菅政権の怒りを買ったアナウンサー

実は今回の人事で菅政権の怒りを買い”降格”とも言うべき処分を受けたのは武田アナだけではありませんでした。

それは経済部出身で、シンガポール支局長などを経て17年に「ニュースウォッチ9」のキャスターに就任した有馬嘉男キャスターです。ロマンスグレーに穏やかな語り口調で人気のキャスターです。
有馬キャスターも今回の人事で「ニュースウォッチ9」の降板が発表されました。

有馬キャスターの降板をめぐって取りざたされているのが、昨年10月26日の臨時国会開幕日、菅義偉首相が生出演した際のやり取りです。

有馬キャスターは当時炎上していた日本学術会議をめぐる問題で首相に質問を重ねました。首相は最後には明らかにむっとした様子で「説明できることと、説明できないことがある」と述べました。

このやり取りを受けて、放送直後から、「山田真貴子内閣広報官が原聖樹政治部長に対し、有馬キャスターの質問内容に抗議した」という話が局内で広まったそうです。

12月12日には朝日新聞が、坂井学官房副長官の発言として「所信表明の話を聞きたいと言って呼びながら、所信表明にない学術会議について聞くなんて。(略)NHK執行部が裏切った」と語ったことを報道しました。菅官邸のNHKへの怒りは周知の事実となり、このころから局内では水面下で”有馬おろし”が始まったようです。

まとめ

武田アナの番組降板・異動の真相ですが、決定的なことは局内の関係者にしかわからないとはいえ、有馬キャスターの件やこれまでの自民党政権とNHKの関係から考えても”ほぼ確実に政権への忖度があった”と言えるでしょう。NHKにはぜひ権力におもねることなく”公共放送としての誇り”をもってその責務にあたってほしいものです。

以上最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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