コロナ渦でも、屋外で自然の澄んだ空気を楽しめる、アウトドア、キャンプが流行っていることはみなさんご存知かと思います。
室内よりも、感染リスクが抑えられることから、かなり人気ですよね。
また、ある芸人さんが、「キャンプをするために、”山”をまるごと購入した」という発言も話題になっています。
今回は、山を購入するにあたっての、メリットや、注意点などをまとめてみました。
目次
山ってそもそも一般人が買えるの?
”山を買う”なんて聞くと、かなり「お金持ち」で大富豪しかできなことだと思われがちですが、そこまでハードルは実は高くありません。
そこまで、意外と値段も高くないことから、人気の秘訣でもあるみたいですね。
では、一体どこで購入できるのでしょうか?
山を手に入れるには”3つの方法”がある
意外にも難しいことはないというが、山の探し方や購入の仕方は、以下のとおり。
- 不動産屋に行く
- 森林組合に問い合わせる
- 山林売買サイトを探す
”山を買う”時の注意点を要チェック
実は、山を買うといっても、まるごと買えるわけではなくて、何箇所か分けて、エリアごとに販売していたり、既にもう誰かの手に渡っている箇所もあります。
家や建物なら、土地の所有の境目がハッキリしていますが、山となると毎日、移り変わる天気や自然の変化で、だんだんと「どこが自分たちの場所」か曖昧になることもしばしば。
「気づかずに、他人の私有地を使っていた」
なんてケースもあるみたいですね。貰う図面でけではなくて、しっかりと現地確認して、役所で構図や森林簿をチェックすることがオススメです。

境目がないからこその、しっかりとした下準備が必要になるね。最低限のマナーでもあるよね。
また、山を購入すると、建物と同じで「維持費」や「固定資産税」など、税金もしっかりと払うことになります。
「安いから買ってみた」
という安易な考えで購入すると、自分も後悔するだけでなく、後々地域にも迷惑がかかります。
経済的に余裕がないという人は、あまりオススメできません。
山の管理は「覚悟」が大事
森林組合に入っている山ならば、あちらで管理をしてくれるケースが多いですが、「完全に人任せ」はかなり危険。
毎日足を踏みいれて、24時間見張れるわけではないので、自分たちでも、「自分の所有物」として責任を持ちましょう。
草刈や、伐採なども、かなりの費用と体力が必要になります。
また、近所の住宅街と近い山ならば、伐採する際の機会や、殺虫剤、殺草剤などが風で舞ってしまうことも。
できるのであれば、購入した際に、可能な範囲で、ご近所さんにあいさつ回りをしたほうがよさそうです。
「ただキャンプをしたいだけで購入した」
という理由でも、騒音や何らかのご迷惑をかけるかもしれないので、念には念をいれておきましょう。

焚き火をしたり、バーベーキューなんかも、煙や火をみて、ご近所さんが間違えて通報してしまったりしたケースがあるみたい。
”山を買う”メリットはあるの?
デメリットばかりたくさん目に付くような、”山を買う”ということ。
もちろんメリットもたくさんあります。
とにかく”自由”
自分の購入した、自分だけの山なので、キャンプ場ではマナーの悪い利用客に不満を持っていても、ここでは自分だけが利用できます。
山を買うにあたっての最大のメリットともいえるでしょう。
犯罪はさすがにダメですが、おおまかな常識の範囲内だったら、自分が何をしても良いのです。
非常識でなければ、クレームもくることもないので、のびのびとキャンプやアウトドアができますよね。
時間や利用時間に縛られない
もちろんのことですが、キャンプ場だと、利用料だかかったり、まずそもそも「予約」をしないと入れなかったり。
また、「何泊利用」まで決めないといけないので、なんとなくせかせかとしがち。
チェックアウトの日が、雨に降られてしまっても、濡れたまま片付けないといけない・・・
急がないとチェックアウトに間に合わない。休みなら道も混んでしまう。
いろいろと逆算しないといけませんが、「自分の敷地内」なら全て問題なし。
何時間、何日間居座っていようが、自分の土地なので、のびのびとすることができます。
”山を買う”まとめ
山を買うことなど、想像しなかった方も多いと思いますが、デメリットばかりではなく、メリットもたくさんあります。
お金はかかるかもしれませんが、その分、「自由と癒し」を買うことができますよね!
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