いよいよ東京オリンピックが開催されます。
新型コロナウイルス禍の中、しかも非常事態宣言が出されているにも関わらず、結局は何の対策もないまま開催されるとあって国民から疑問の声が多く上がっています。
国や東京都は言ってみれば損得のために、強行開催したというところです。
来日した選手などにも新型コロナウイルスの陽性者が出ており、先行き不安しかないオリンピックです。
今回は南アフリカコロナ感染選手が拡大で出場できる?棄権の可能性も!などの情報をお届けしていきます。
南アフリカ代表コロナ感染選手が拡大
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は19日に選手及びスタッフから合計3人の新型コロナウイルス感染者が出たサッカー南アフリカの代表チーム内で21人に上る濃厚接触者が認定されたと発表しました。
基本的に濃厚接触者はほとんど選手となっており、開会式前日22日夜に行われるサッカー日本代表とのグループリーグ初戦が行われるかどうか怪しくなってきています。
今のところ、21人の濃厚接触者のPCR検査の結果は全員陰性だったものの、試合が中止になる可能性も出ています。
今回のオリンピックの規定では試合開始の6時間前にPCR検査を受け、陰性だった選手は試合に出場出来るとなっています。
ただ、国際サッカー連盟(FIFA)が定めている最少人数13人をクリアしないと試合は成立しません。
ただ、「協議開始前の6時間前にPCR検査をし陰性なら出場可能」というルール事態は、日本政府と組織委員会が16日急遽発表したもので、そもそものオリンピック規定の”プレイブック”にそうした記載はありません。
ある意味、陽性者が出た中でどうあっても試合を成立させたいという政府と組織委員会の思惑が透けて見えます。
日本の国内では濃厚接触者に認定された時には、約2週間の隔離措置が必要です。
今のところ、来日した選手や選手村での状態は把握し切れておらず、新型コロナウイルス陽性の選手は現在隔離されてはいますが、選手村にいる間に既に高熱が出ていたといいます。
早くもこうしたずさんな体制が見えており、今後の感染拡大の可能性は非常に高いといえます。
オリンピックの理念でもある「プレイヤーズファースト」の観点に立っていると言い訳したところで「安全・安心」なオリンピックという観点から見ればずさんもいいところといわざるを得ません。
また、南アフリカではラグビー代表の監督も新型コロナウイルスに感染しており、南アフリカの選手・スタッフの多くが感染している可能性は非常に高いと見た方が安全ではないかといえるでしょう。
この話題にネットではどんな声が上がっているでしょうか。

濃厚接触者21人だと試合は不可能でしょう

公平性なんて以前に、感染症なのだから試合なんて問題外でしょう。こんなことを許したら、今後の競技会場で感染拡大に繋がります

6時間前検査で陰性で試合できたとしても、数日後日本選手達が相次いでコロナになったなんていったら、6時間前検査で陰性なら試合出れるって決めた組織委員会はメチャクチャ叩かれると思う

南アから試合後に陽性者が出たら、日本選手も濃厚接触者になる可能性がある

組織委員会は想定内と言いつつ、急遽「6時間前」というルールを作るのは何故なのか。そもそも想定なんかしてなくて、単に楽観視してただけなのでは

普通ならば中止させるべきなのだろうが、政府、組織委員会はオリンピック開催、競技実行のために6時間前陰性ならばOKルールを作っているから、それに照らし合わせると試合実施も可能となるかもしれない

またオリンピックの特別ルールですか?いい大人が、いい加減最初に決めたことを守れないのでしょうか

いくら陰性でも日本側のアスリートは試合したくないだろうな。試合後に日本選手が陽性になったら組織委員会はどう対応するの
ネットでは政府や組織委員会の姿勢に非難ごうごうです。
このままではオリンピック後に日本でどうしようもないほど感染拡大するのではないかといった声もあります。
南アフリカ代表棄権の可能性も!
もちろん、今後南アフリカ代表の棄権もあるかも知れません。
仮に13人の陰性者を確保出来たとしても、良識としては棄権してもいいほどの話です。
そもそも、こうした事態を想定せずに強行すること自体、大きな間違いといえ、公平性をもって試合に臨めると思っていた選手たちが、むしろ可哀想になるほどです。
現在のところ、南アフリカに陰性者が今後も出てくる可能性が極めて高いので、早急にキチンとしたルール作りをするべきといえます。
まとめ
今回は南アフリカコロナ感染選手が拡大で出場できる?棄権の可能性も!などの情報をお届けしました。
案の定、強行したオリンピックでは早速新型コロナウイルスの陰性者が出て、試合中止か、棄権をするのかといった話が出てきています。
今後も日程が進めば進むほど、濃厚接触者が出てくるので感染者が増加する可能性は否定出来ません。
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