新型コロナウイルス患者入院拒否!その罰則は50万円?本当はいくら?

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まだまだ収まる気配を見せない新型コロナウイルス禍ですが、ついに4回目の緊急事態宣言となり、解除出来る見通しが全くつかない状態です。

オリンピックも間近に迫っていますが、こちらも開催するのかしないのか不透明なままです。

政府の対応は常に後手後手に回っており、まともな対応は一切出来ていない状態であることも否めません。

そんな中、相変わらず医療の現場はひっ迫しており、解消出来る見通しは全くついていない状況です。

今回は新型コロナウイルス患者入院拒否!その罰則は50万円?本当はいくら?等の情報をお届けしていきます。

現在の新型コロナウイルス感染状況

4回目の緊急事態宣言が出た状態のままの現在の新型コロナウイルス禍ですが、緊急事態宣言が出されても一向に感染者が減る気配を見せません。

不要不急の外出は控えるどころか、すっかりこうした状況に慣れてしまったのか、反抗心なのか、人の行き来の多さはどの地方でも変わりません。

特にゴールデンウィークなどは自粛する人が非常に少なく、多くの人が県をまたいで遊び歩いたようです。

その影響が現在ガッツリ出ており、感染蔓延を止める手立てがまるでない状況です。

緊急事態宣言は出ているものの、相変わらず自粛を求めるだけで、充分な補償がまるで出ないため、やむを得なく営業を続ける店舗が多くなっています。

また1回目の緊急事態宣言の時よりも、慣れで深刻さが薄れており、各企業もリモートワークをするところが激減している状況です。

都会では、緊急事態宣言にも関わらず、毎朝、毎晩と通常時と同じくすし詰めの状態で通勤している有様です。

これでは、感染を止めることなど夢のまた夢ですね。

国が認めないことから、自治体がそれぞれ各自で緊急事態宣言を出しているものの、国の後ろ盾もない状況下で満足な補償が出来ていないことも大きな問題になっています。

政治家は、とりあえず緊急事態宣言は出したと言う後の言い訳欲しさに措置をとっているとしか思えません。

その証拠に、補償らしい補償は一切出さず、ひたすら国民に自粛を求め、何の代案も出さないことからも明らかです。

そして何より大きな問題は医療現場がひっ迫している状況です。

既に随分前から医療現場はパンクしていると言って良く、助かる命も助からないと言った状況にあります。

そんな中、政府は何ら措置をとるわけでもなく、医療現場に更なる負担をかける罰則について感染症改正案を俎上に乗せました。

感染症法を改正!「入院拒否で罰則!」

政府は、営業自粛に協力しない事業者や、入院を拒否する新型コロナウイルス陽性者に対し、罰則を科したり、陽性者の受け入れ要請に応じない医療機関名を公表するなどの法改正を閣議決定しました。

特に陽性と診断され入院を勧告されたにも関わらず、これを拒否した者に罰金もしくは懲役を科すという国民感情を逆なでする内容が盛り込まれています。

また、保健所の調査に関し協力を拒んだ者にも罰金を科す案も示されています。

これに対し、日本医師会連合や日本公衆衛生学会は「罰則では感染抑止も困難になる」、「公衆衛生上も実践上もデメリットが大きいことは確認済み」と反対を表明。

つまり、政府は専門家の意見は無視して、こうした法案を通したことになります。

これには「ろくな補償や対策もしない中で、罰則だけはシッカリ作るというのは異常としか思えない」と国民からも不満が噴出しています。

入院拒否などの場合、この新型コロナウイルス禍で、多くの国民が窮地に陥っている中で前科持ちになるか、罰金30万円とも50万円とも言われる高額を科せられます。

こうした罰則の内容を見ても政府並びに菅首相は現実を全く見失っていると言えます。

むしろ、現実を見る気がまるでないと断じても問題がないほどです。

更に、病床確保の勧告に応じない医療機関名の公表もするというのは暴挙以外のなにものでもありません。

病床やスタッフが確保出来れば、どんな病院であれ現状ではどれだけでも新型コロナウイルス患者を受け入れてくれるでしょう。

しかし、現実問題として現状は病床もスタッフも著しく不足しており、今回の法令はそうした現実を丸っきり無視したものになっていると言わざるを得ません。

医療関係者は、「政府がやるべきことは科学的知見に基づいて政策を決定し、感染者を減らすことです。危機に乗じて支配や締め付けを強めるだけのやり方は断じて見過ごせません。医療機関の経営危機が深刻さを増す今、罰則ではなく全ての国民や医療機関への財政支援を第一に行うべきです」と憤っています。

コロナウイルス患者入院拒否まとめ

今回は新型コロナウイルス患者入院拒否!その罰則は50万円?本当はいくら?等の情報をお届けしました。

未だに収まる気配がない新型コロナウイルスですが、現在は感染力も高く、重症化しやすいと言われる変異株が猛威を振るっている状況です。

国民が青色吐息の中、政府は救済策を考えるよりも先に、オリンピックをどうやって開催するかということで頭がいっぱいのようです。

国民は完全においていかれている状況で、「自粛、自粛、とにかく自粛」といった言葉しか政治家からは聞こえてきません。

現在の政府の対策では、この新型コロナウイルス禍が収まることはないでしょう。

 

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