まん延防止措置と緊急事態の違いを給付金や内容を簡単に比較!

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2020年から新型コロナウイルスの勢いが増して、どんどん世の中の環境も変ってきています。

緊急事態宣言が解除されたり発令されたりと繰り返されていましたが、今月から「まん延防止措置」が発令された地域があります。

今回は「緊急事態宣言」と「まん延防止措置」との違いや、給付金の情報など分かる限りでお伝えしたいと思います!

緊急事態宣言とは?

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去年から発令され、状況によっては解除や再発令を繰り返している「緊急事態宣言」

これは、政府や自治体、医療関係者などを含む全ての国民が力を合わせ一丸となり、基本的な感染予防を行うことを「強制的に」徹底させること。

コロナの場合「3密」という言葉がありますが、不要不急の外出の要請や、この「3密」を避けるための呼びかけや徹底などを行わせることなのです。

お店やホテル、公共交通機関などでの感染予防の徹底が義務化レベルで厳しくなり、国全体で予防していきましょう。ということ。

この緊急事態宣言が出ている間は、お店などの人数制限を設けさせたり、営業時間を短縮させたりする強制力があります。

また、ホテルや旅行関係の業界では、65歳以上の年配と呼ばれる年齢層や感染率の高い新生児や幼児などの宿泊を控え、キャンセル料なども緊急事態宣言中はしっかりと100%支払うシステムに変るなどコロナに対して、徹底した対策を施したことを「緊急事態宣言」と呼ばれます。

■緊急事態宣言
政府 → 都道府県(対策内容は都道府県で同じ)

去年初めて発令されたときは、街中に人がほとんど出ていなくて「不思議な不気味さ」もあったね。

まん延防止措置とは?

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緊急事態宣言と比べるとかなり緩い措置になります。

新たに2021年の2月に新型コロナウイルス対策の改正特別措置法で設けられたもので、「緊急事態宣言がなくても集中的に感染を予防する対策」を目的としたもの。

緊急事態宣言に比べると、お店や公共交通機関、旅行会社やホテルなどに対する強制力はなく、緊急事態宣言は都道府県一斉に国から発令されるのに対して

まん延防止措置は都や市が国に申請をすると発令が許可されるという仕組み。

また、緊急事態宣言が感染状況が最も深刻な「ステージ4」に相当するかどうかが目安になっているのに対し、重点措置の適用は「ステージ3」が想定され、感染が局地的に、急速に広がっている場合は「ステージ2」での適用もありえるとされています。

■まん延防止等重点措置
政府 → 都道府県 → 対象地域(対策内容は都道府県ごとに決定)

「呼びかけ」程度なので、効果があるかどうかは疑問が残りますね。

緊急事態宣言を発令させるレベルまで今はきてしまっているはずだけど・・・

緊急事態宣言とまん延防止措置の違いは「強制力」

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それぞれ簡単に説明したとおり、「緊急事態宣言」と「まん延防止措置」の違いは「強制力」でした。

緊急事態宣言は国から全国へ、地域を選ばずに強制的に発令されるもので、これに伴ってお店やホテル、観光なども営業時間や人数制限の調整をしなければなりません。

反対に「まん延防止措置」はそこまでの強制力はないものの、緊急事態宣言が出ていないときでも、国民全員がコロナに対して意識を持ち、感染症対策をできるように設けた「呼びかけ」のようなもの。

これは国から発令されるものではなく、各都市や地域の市長などが国の総理大臣に申請をし、受理されたら部分的に発令できるものです。

最近では、緊急事態宣言が発令されても旅行に出かけてしまう人や、県をまたいで移動してしまう方が増えています。

やはり、最初の頃にあった「緊張感と緊急性」は皆さんの意識の薄れから来てしまっているのだなと、肌で感じますよね。

よって、緊急事態宣言と蔓延防止措置の大きな違いは「強制力」でした。

多少の強制力が必要になってきましたね。簡単におかまいなしに旅行へ出かけてしまう方も多くなってきたのでかなり心配です。

3回目の特別定額給付金とは

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コロナが猛威を振るっている世の中。

人が外出しないため、経済も史上最低の世の中だとされています。

去年に初めて「ひとり10万円」という給付金が1回目に支給されてから、今年に入って3回目の給付金が支給されようとしています。

最初の頃の給付金は、世帯人数のみの計算で「ひとり10万円」だったのですが、今回は少し条件や支給される額が変ってくるようです。

子育て給付金という名称が正しい呼び方。

菅総理大臣が、今年の3月に「困窮する子育て世代に向けた支給を考えているが、7月以降にずれ込む」という発表をしました。

子供の貧困に力を入れるため、今回は「ひとり親世帯は早めに、ふたり親世帯は7月以降に支給」とのこと。

給付金は、ひとりあたり「5万円」を予定しており、低所得のひとり親と両親がいる子育て世代に給付予定。

さらにひとり親に関しては、児童扶養手当を受け取っている世帯に関して3回目の支給となります。

1回目や2回目と同じように、指定の振込口座に入金予定で、順番に支給を始めているとのことです。

ちなみに、対するふたり親世帯では約130万世帯が対象と計算しているとのこと。

今回の給付金で、約1300億円の予算を用意し使用しますが、対象の世帯を確定して支給までの手順の検討にかなり時間がかかっているようですね。

ひとり親世帯を主に、先に支援するという動きがありますが、こんな経済の世の中なので、ふたり親世帯からも「ひとりやふたりや親の人数で区分するのではなく、平等に早く支給してほしい」という訴えもかなり多いみたいです。

やはり、「常に緊急事態」である世の中になってしまったので、順番をつけていては何も追いつかないというのが現状なのでしょうか。

まとめ

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混乱した世の中になってしまってからは、改善するどころか、全く良い方向へ向かう余地がないですよね。

正直、支払いも滞ってしまうほど、世界中の経済が低迷してしまっている世の中で、「GoToトラベル」を実施してしまってからは、何かの歯車が狂いだしていると思います。

やはり、「密になるのは避けましょう」と言いつつも、あれだけ人間を動かし集めてしまったら、それは感染者が増えるのは当たり前です。

給付金についても、なかなか決定も遅く、国民の不安を煽るばかりでした。

国も、異例なことが起こる中、手探りで解決策を探しているのは分かりますが、ほとんどが「本末転倒に」に見えて仕方がないですよね・・・

菅総理に対しても、あまり明るい声は聞こえてこないのも現状です。

「いつになるか分からない」が一番の不安要素だと思いますが、これからも皆さんで力を合わせて「思いやり」をまず忘れないように、頑張りましょう。

 

 

 

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