昔と時代が変り、アルコール飲料の多様化が進んできました。
ノンアルコールなのに、味はまるでアルコールが入ってるかのようなお酒や、その容器も使いやすくなってきましたね。
缶を開けて飲むタイプは、手を切らないように工夫がされていたりと、「お酒」も人に優しくなった時代が回ってきたと感じます。
今回は、その流れで画期的な缶ビールが注目を集めている「生ジョッキ缶」
今は大人気過ぎて、どこにいっても手に入れることはできず生産が追いついていないとのこと。
今回は、そんな革命的な缶ビールにフォーカスしていきます!
目次
そもそも「生ジョッキ缶」って何?
お酒を飲まない方はあまり馴染みのない言葉かもしれませんし、お酒を飲む方でもビールを飲まない方なら分からない単語かもしれません。
ですがこれ、かなり革命的な商品で「ビール好き」を奮起させたアイテムなんです。
生ジョッキ缶とは、アサヒビールが開発し販売したもの。
缶を開ける時にものすごくキメの細かい泡が自然に発生し、まるで居酒屋さんで出てくるような”樽生ビール”にような味わいが楽しめるというもので、缶の蓋が全開することで、麦芽の香りがふわっと香るのと同時に
口の中に流れるビール液の量が多くなり、まるで”生ジョッキ”で飲んでいるかのような感覚を楽しめます。
実は今回が「世界初」というわけではなく、仕組み的には1985年にサントリーが同じようなシステムで新鮮なビールを飲めるということで販売していました。
ですが、「缶の蓋をフルオープン」にして「そのまま飲める」というビールは世界中どこを探してもまだ無いため、「これは革命的だ!!」ということで「世界初」の”生ジョッキ缶”というキャッキーな名前と共に世に生み出されました。

「生ジョッキ缶」を知ったときは衝撃が走りました笑
お酒が大好きなので、ぜひ手に入れてみたいところ!
なぜ売り切れた?!「幻」になりつつある”生ジョッキ缶”
そんな革命的な生ジョッキ缶ですが、どうしてこんなにも、爆発的に売れてしまったのか。
関係者の話によると・・・

メーカーの予想では、売り切れが続出した理由として、この自粛期間で「家飲み」する方が増えたからだと考えています。
飲食店にもいけず、もちろん同じく居酒屋さんにも行けない状況なので、「ならばおうち時間を楽しもう」ということで、予想以上にヒットしたのではないかと思います。
とのこと。
確かに、今やコロナの自粛ムードは去年からずっと変らないですよね。
夜のお店も行けなければ、居酒屋さんなどに足を運ぶにもリスクが高まっている世の中。
昔のように「気軽においしいビールを飲みに行く」ということが、簡単にできなくなった世の中ですので、その分「家飲み」が増えたのは事実。
自宅で飲むお酒も美味しいけど、どうせならお店で飲むようなビールが飲みたい。
そんな方々に大ヒットしたのでしょう。
「どこのコンビ二を回っても見つからない」という声もSNSで挙がり、ついにはネットニュースになるまでに。
詳しい仕組みは特許申請中なので企業秘密だということだが、寝る間も惜しんで開発されたアサヒビールには頭が上がりませんね。
タイミングが良すぎた!実は開発は”4年前”から
そんな消費者の声に耳を傾け、コロナ渦の中開発されたのだと思いきや、実はこの生ジョッキ缶。
開発が始まったのは「4年前」から。
そう、コロナが爆発的に流行するもっともと前からだったんです。
もともと、ビールの味に定評のあるアサヒビールには「もっとお店で出るようなビールを飲んでみたい!」という声が多数集まっていました。

コロナ渦の中で家飲みが増えたタイミングと、アサヒビールの「生ジョッキ缶」の商品化が決まったタイミングがちょうどバッティングした形になったんです。ありがたいことに「タイミングが良すぎて」瞬時に売り切れました。
缶の構造上や成分の関係上、簡単に「お店のような新鮮で泡たっぷり」なビールを「缶」で作り出すことは難しいとされていましたが
4年後の今、努力の実が実ってようやく「お店のような美味しいビール」を飲める画期的なビール缶を販売するところまでこぎつけました。
フルオープンができるようになり、もっと大口でビールが飲めるように。
缶で口などを切らないように、「ダブルセーフティー構造」を採用。
フルオープンにしても、そのまま口をつけて飲めることから、キメの細かい泡と、刻のあるビール液を大胆に楽しめることに成功した。
再販はいつから?どこで買えるの?
そんな幸運の持ち主であるアサヒビール。
この「生ジョッキ缶」は現在一時的に販売を停止していますが、再販はいつから始まるのか?
最初に発売されたのが4月6日。
発売された当初からかなり話題になっており、SNSでは購入報告をしていた「ビールファン」も多くいました。
約2週間後あたりには全国的にもう完売と品薄状態に。
在庫や再出荷の目処が立たないほどの”爆売れ状態”になったのです。
公式サイトなどによると・・・
とコメントが発表されていました。
ちなみに、再販後も購入できる場所は、コンビ二エンスストアやドンキ・ホーテなどのバラエティショップ、ネットでも購入が可能になるように調整をかけているそうです。

販売当初は、あまりにも売れすぎてコンビ二でも「在庫がない」と言われるほどでした。
ネットでも購入できるようになったら、かなり便利ですよね!
生ジョッキ缶まとめ
少し社会現象に近いほどになった「生ジョッキ缶」
確かに今の時期に、特別な機械を買わなくてもお店で飲むようなビールを自宅で手軽に楽しめるのは、ものすごく嬉しいこと。
ビール好きだけではなく、親孝行として1缶ずつ手軽にちょこっとしたプレゼントや差し入れとしても喜ばれそうですね!
再販されたら、また売り切れにならないかものすごく心配ですが、今回はネットショッピングでも購入できる可能性があるとのことで、買い物に出かけるにもリスクが高い今の時期では、どちらにせよありがたいアイテムになりそうです。
調べれば調べるほど魅力的な「生ジョッキ缶」私もぜひ、手に入れてみたい!
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